執筆者: 那須建築 那須匠
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現在、世の中では「半導体不足問題」が大きな問題となっています。
実はこの「半導体不足問題」、建築業界に大きく関わっています。半導体は、「ガス給湯器」、「ガスコンロ」、「ウォシュレット」など住宅設備機器にも使用されています。
ニュースで『給湯器が故障したのになかなか交換できない。』と度々流れているように現在、この「半導体不足問題」で在庫がなく納期が遅れ工事ができないこともめずらしくありません。
半導体とは、一定の電気的性質を備えた物質です。物質には電気を通す「導体」と、電気を通さない「絶縁体」とがあり、半導体はその中間の性質を備えた物質で車やパソコン等に使用しされています。
新型コロナウイルスが世界的に広がってからはリモートワークを採用する企業が増え、その結果PCやスマホなどのデバイス・周辺機器等も多く販売されるようになりました。
その他色んな場面でもデジタル化の流れが進み、半導体はより求められるようになり足りなくなりました。
そんな中、昨年の12月に、『ガスコンロの魚焼きグリルが故障したので交換したい』と依頼がきました。そのお客様は魚をよく焼くのにグリルを使用していた方なので不便になってしまいました。
やはり、ガスクリルで焼いたお魚は美味しいみたいです。
しかしご依頼を受けすぐに発注をかけたのですが「半導体不足問題」でなかなか届きませんでした。そして今月の2月にやっとご希望の商品が到着してやっと交換工事をすることができました。お客様は『これでやっと魚が焼ける。』と長く待っていた分、大喜びをされていました。
本来であれば、故障したならすぐにご希望の商品の交換工事ができればいいのですが、今の世の中なかなかそうもいきません。はやくこのような問題が解決して、工事ができるようになるといいです。
住宅設備機器などの交換を考えてる方は、お早めにお付き合いのある建築屋さんにご依頼をおすすめします。