執筆者: 那須建築 那須匠
カテゴリ:
施工事例 |
マンションにお住まいの方の中には
「和室をフローリングをかえたい。」
「カーペットをフローリングにかえたい。」
「フロアを綺麗にかえたい。」
と思う方もいると思います。そんなマンションの床リフォーム希望の方には
『置床工法』、『上貼り工法』などの工法がございます。
・置床工法
『置床工法』とは既存の床下地を撤去し、土間コンクリートの上に根太を使わずに「支持脚」や「パネル」を使って床下地を作り、フローリングを貼り付けていく工法です。
我が社では『万協フロアー』の『支持脚』『パーティクルボード』『システムネダ』を使用して施工を行いました。
①まず、既存の床下地を土間コンクリートが見えるまで撤去します。このときに土間コンクリートの上にゴミが残らないように注意して清掃をします。
②完成した床の高さの基準を決め、土間コンクリートに『支持脚』、『パーティクルボード』、『システムネダ』の割り付けをおこない、それぞれ適切な寸法にし、必要な個数を用意します。
③準備ができたら、『システムネダ』を適切に壁際に配置し、『パーティクルボード』に『支持脚』を適切な場所に設置します。そして設置できた『パーティクルボード』を『システムネダ』のせて配置していきます。
④土間コンクリートの上にパーティクルボードを全て設置できたら、床全体が水平になるように『支持脚』で高さ調整を行い、水平ができたら『支持脚』に接着剤を注意して床下地を固定します。
⑤床下地が固定できたら、パーティクルボードの上に合板を貼り付けます。
⑥合板を貼り付けたら、その上にフローリングを適切に貼り付けていき完成です。
・上貼り工法
『上貼り工法』とは既存の床に直接フローリングを貼り付けていく工法であり、マンションでも規定されている防音構造の上なら貼ることができます。また防音構造になってない場合は防音フローリングなら貼ることができます。
この工法は不必要な解体もしません、工期もそこまで長くなることがありません。
今、マンションにお住まいの方で床リフォームを考えてるのであれば、マンション管理者やご贔屓の工務店に相談してみてください。