こだわりの材木 桧(ひのき)

執筆者: 那須建築: 那須 保
カテゴリ: お知らせ |

我が社では桧や杉や松、栂など様々な材木を多く使用しています。その中で桧(ひのき)についてご紹介させていただきます。

桧(ひのき)と言えば、日本人になじみが深い材木だと思います。この材木は古くから社や寺で最高なものとして使用されてきました。

桧は神の木、ケヤキは仏の木ということは昔から言われていました。
その桧(ひのき)の名前の由来は火起こしをするときに直ぐに火が起きやすいから「火の木」、または神宮の建築用材木に使用されたことにより「霊(ひ)の木」など様々な諸説が存在します。

その性質は水や湿度の高い場所でも持ちがよく、すし屋のカウンターや風呂の材木として使用されることでも有名です。さらに曲げ強度や引張強度は杉に比べて強い材木で加工もしやすく我が社でも床組み工事での土台や大引、最近では壁材などに使用しております。また近年悩まされているシロアリ被害において桧(ひのき)はシロアリが食べにくく耐蟻性があると言われております。

更に桧(ひのき)には特有の香りがあり、気分を落ち着かせる効果があり、アロマに使用されたりもします。

1日中、桧を加工していると、桧に酔うような感じですが、それでも我が家では現場で出る端材をお風呂に入れたり、トイレの片隅に置いたりしています。

枕元に置いたりするのもいいかもしれませんね。

 

著者情報

那須建築有限会社 那須建築  

横浜市でこだわり続けて77年以上。那須建築は地域密着とし、お客様の理想の実現を目指します。 「全てはお客様の笑顔のために」をモットーとしております。

在籍資格者:1級建築士/2級建築士/1級建築施工管理技士/1級建築施工管理技士補/2級建築施工管理技士/宅地建物取引士/マンションリフォームマネージャー